常に行為する者であれ
中学2年生の頃に読んだ本の一節に、
「常に行為する者であれ」
という言葉があり、胸を打った。
それから、この言葉は、人生の座右の銘のひとつになった。
始めたことはやめるな。
継続は力なり。
批評する立場、評論家にはなるな。
人生の傍観者になるな。
…
いろんな意味が込められていて、なおかつ前向きな言い方も気に入っている。
人生のいろいろな場面で、この言葉を選択や価値判断の基準にしてきた。
ここまで何とか音楽を続けて来れたが、この言葉は一度や二度ではなく、私の背中を押してくれ、勇気をくれた。
そして、
「昔、◯◯をやっていた」
とか、
「◯◯だから、◯◯できなくなった」
という言い回しが嫌いだ。
人が使う分には別に気にならないが、自分は絶対にこういう言い回しをしたくない。
「できる、できない」
よりも
「やるか、やらないか」
に価値を置く。
ただ、やればいい。
それだけだ。
そして、やっている人、続けている人にだけ、言えることがある。
言う権利がある。
やりもせず、続けもしないのならば、言いたいことがあっても我慢して、黙っていなければならない。
そう思っている。
「常に行為する者であれ」
これからもそうありたいと強く思う。
重要なのは行為そのものであって、
結果ではない。
行為が実を結ぶかどうかは、
自分の力でどうなるものではなく、
生きているうちにわかるとも限らない。
だが、正しいと信ずることを行いなさい。
結果がどう出るにせよ、
何もしなければ何の結果もないのだ。
〜マハトマ・ガンジー